青春の門
昭和56(1981)年、東映


製作:藤本真澄
    宮古とく子
    針生 宏 
監督・脚本:浦山桐郎 
原作:五木克之 
脚本:早坂 暁 
撮影:村井 博 
音楽:真鍋理一郎  

出演:仲代達矢・吉永小百合・田中 健
    大竹しのぶ・小林 旭・関根恵子
    小沢昭一

五木寛之の大河小説『青春の門』の第1部『筑豊篇』の映画化。

大正7年、北九州の筑豊炭坑。米騒動が全国に吹き荒れる時、坑夫の伊吹重歳(仲代達矢)は、暴動の先頭に立って男をあげる。重蔵の妻は幼い信介を残して他界し、重蔵はカフエの女給・タエ(吉永小百合)を後妻に迎える。だが重蔵は炭鉱内の事故で、坑夫たちを助けに行き死んでしまう。
戦後、かつて重蔵とタエを張りあった竜五郎(小林旭)が、タエと信介の面倒をみることになる。

映画は劇中の脇役のひとり、小沢昭一を語り手とし、信介の成長をとおして、大正・昭和史を描く
                       
(ぴあシネマクラブ日本映画編2002〜2003より) 


青春の門 自立編
昭和58(1977)年、東映
製作:藤本真澄
    針生 宏 
監督・脚本:浦山桐郎 
原作:五木寛之 
脚本:早坂 暁 
撮影:村井 博 
音楽:真鍋理一郎

出演:田中 健・大竹しのぶ・いしだあゆみ
    高橋悦史・梅宮辰夫・高瀬春奈



前作『筑豊篇』に続く第2作で、スタッフは前作と同じ。

昭和29年、信介(田中健)は故郷の筑豊をあとに上京し早稲田大学に入学した。やがて、信介は石井講師の家に住み込み、ボクシングのコーチを受けながら、アルバイトに励んだ。演劇部の緒方は、貧乏生活のしのぎ方から新宿2丁目の遊び方までを信介に手はどきする。新宿2丁目の娼婦・カオルは暗い過去のある女で、ある日、石井と衝動的に心中をはかる。やがて、信介の幼なじみの織絵(大竹しのぶ)が上京し、妊娠を告げた。
浦山は信介の青春と彼の出会う人々を通して、自身の青春を追慕するかのごとく、ひたむきな青春像を共感をこめて描いた。
          (ぴあシネマクラブ日本映画編2002〜2003より)